ラストダンスの高橋「フリーには行けるのでよかった」/全日本フィギュア

 フィギュアスケート・全日本選手権第2日(20日、東京・国立代々木競技場)世界選手権(来年3月、モントリオール)代表選考会を兼ねて行われ、男子ショートプログラム(SP)で、シングルで最後の出場となる高橋大輔(33)=関大KFSC=は65・95点で14位だった。

 存在感は別格だった。シングルのラスト舞台へ高橋が決意を銀盤で示した。冒頭のフリップ-トーループの2連続3回転は成功させたが、続く3回転半は回転が抜けた。後半の3回転ルッツでは転倒し、演技後は苦笑いを浮かべた。

 「緊張感も高かった。最初のジャンプで詰まって引きづった。後半は足が動かなくて残念。いい演技はできなった。フリーには行けるので、なんとかよかった」

 2010年バンクーバー五輪銅メダリストは、現役復帰した昨季は2位。今季は10月末に左足首を負傷し、11月の西日本選手権を欠場。全日本がぶっつけ本番となった。みっちりと練習できた期間が3週間程度にとどまったが、実力と経験を兼ね備えるベテランは過去日本一に5度も輝いた銀盤に帰ってきた。

 「フリーも気にせず、どんな結果であっても思い切りやれたら」

 来年1月からアイスダンスに転向する。五輪2連覇の羽生や18年平昌五輪銀メダルの宇野を相手に、人気スケーターが意地を見せた。

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