悔しい高橋「出来としては最悪」 シングル、あと1回

 フィギュアスケートの世界選手権(来年3月・モントリオール)代表選考会を兼ねた全日本選手権第2日は20日、東京・国立代々木競技場で行われ、男子ショートプログラム(SP)で最後の出場となる高橋大輔(関大KFSC)は14位だった。

 取材エリアに現れた高橋は息を切らし、悔しそうな表情を浮かべた。「いや、もう、出来としては最悪なところです」。男子シングルでは最後となる全日本の舞台。アップテンポの曲をなんとか踊り切ったが、点数は伸ばせなかった。

 33歳に苦悩は多い。今季は左足首のけがの影響で公式戦が初めてだった。会場入り後の公式練習では調子の良さを見せていたが、「調整はぎりぎり」と口にしていた。

 その不安が的中した。最初の2連続3回転ジャンプはなんとか着氷。続くトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)、最後の3回転ルッツは着氷が乱れたり、転倒したり。ステップでは「動き過ぎて足に来ちゃって」と苦笑いした。

 来年からアイスダンスに転向するため、リンクに1人で立つのはあと1回。「最後は思いっきり楽しみたい」。納得のいく滑りで締めくくる。(久保まりな)

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