女王・坂本は6位、環境の変化に苦しんだ1年 フィギュア全日本選手権

 フィギュアスケートの全日本選手権女子で2連覇を狙った坂本は6位に終わり、表彰台にも立てなかった。中盤の3連続ジャンプで転倒するなど精彩を欠き、2連続ジャンプが単発になった序盤のミスを取り戻すため、終盤に果敢に挑んだ3回転ループからの連続ジャンプでも大きくバランスを崩した。映画「マトリックス」の音楽に合わせた上体を大きく反らすポーズで観衆を盛り上げたが、演技後は手で顔を覆い、渋い表情でリンクを後にした。

 4月から大学に進学。部活動の仲間と切磋琢磨した高校時代から一転、単独で練習する環境に変わり、モチベーションの低下に苦しんでいたという。「昨年ほどの意欲も気力も練習からあまり起きていない。1人でやっていくのは難しかった」。大粒の涙を流した前回女王は「次の試合や来季へのいい経験にしたい」と懸命に前を向いた。(奥村信哉)

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