【サッカーコラム】U-23アジア選手権は東京五輪で輝く選手を見つける絶好の機会

 【No Ball、No Life】9日のU-23(23歳以下)アジア選手権(タイ)1次リーグ・サウジアラビア戦でU-23日本代表が東京五輪イヤー初戦を迎える。

 A代表と兼任する森保一監督(51)は前日会見で「(決勝まで)6試合を戦うということで、選考というよりも勝負にこだわって、そのなかで選手をどれだけ使っていけるかだと思う。総合力で戦っていかなければ勝ち進んでいけない」と五輪本番を想定した選手起用をすることを示唆した。

 今大会は中2-3日の間隔で18日間で最大6試合。東京五輪でも決勝まで進むと中2-3日間隔で17日間で最大6試合を戦う予定。昼間は連日30度を超える暑さ、日没後は暑さは和らぐものの湿度が増す。日本の蒸し暑い夏のようになるため、気候的にもスケジュール的にも、本番に近い形でシミュレーションができる絶好の機会だ。

 五輪本番と酷似した環境。そのなかで90分を通して走りきることができる体力を持ち、連戦のなかでもコンディションを維持できる選手を見つけること、すなわち東京五輪の過酷な環境下においても大会を通じて力が発揮できる選手を発掘することにつながる。

 今大会は国際Aマッチ期間外で行われるため、海外組はMF食野ただ1人。主力と目されるMF久保やMF堂安、DF冨安らA代表にも名を連ねる面々がおらず、試合を見るファンにとってみれば物足りないと思うかもしれない。それでも、試合終盤にあと一歩、気力を振り絞り足を伸ばせる選手は誰か。この大会だからこそ見極めることのできる底力や精神的な部分に目を向けながら試合を見ると、五輪本番で輝く選手がおのずとわかってくるかもしれない。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ