森保監督、3月はA代表より五輪代表の指揮を示唆

 日本代表と五輪代表を兼務する森保一監督(51)が17日、屈辱の敗退を喫したU-23アジア選手権が行われたタイから日航機で成田空港へ帰国した。3月に行われる国際親善試合2連戦を森保監督が指揮することに否定的だった日本サッカー協会の田嶋幸三会長(62)と「これから話し合いたい」と明言。あらためて東京五輪世代強化への思いを口にし、新たな一手を放つ可能性も浮上した。

 常夏の国から約2週間ぶりに日本へ帰国した森保監督は、悔しさを押し殺したような表情を浮かべた。初の1次リーグ敗退。五輪世代の強化へ、3月に行われる国際親善試合2連戦の指揮を“示唆”した。

 「まだ(会長とは)話し合っていないので、これから話したい。これまでは優先順位を付けてきましたが…」

 この2連戦とほぼ同時期に、A代表がW杯アジア2次予選2試合を行う。田嶋会長は前日16日に「森保監督がA代表を指揮するのが自然」と話したが、それを簡単には受け入れられないほど指揮官は五輪強化への気持ちを高ぶらせている。

 これまでは日程が重なった場合、森保監督がA代表を指揮し五輪代表は横内昭展コーチ(52)が代行。だが3月は、これをチェンジする“禁じ手”を放つ可能性も浮上してきた。

 批判は受け入れる。ネットでは“解任”の言葉が踊っていることは百も承知。「結果が問われる仕事。覚悟はしている」と前を向く。一方で、「兼任は無理」という批判には「昨年は兼任だったから(選手招集などで)回れたところもあった」とかわした。

 「今回の結果だけでなく、これまでの活動を振り返って改善していきたい。そして日本代表を発展させたい」

 2月には渡欧し、日本人選手の状態を確かめるという指揮官。東京五輪までの半年で、やれることはすべてやる決意だ。(宇賀神隆)

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