羽生が“羽生超え”!SP歴代世界最高更新、五輪連覇の伝説プログラムで圧巻首位/フィギュア

 フィギュアスケート・四大陸選手権第2日(7日、ソウル・木洞アイスリンク)男子ショートプログラム(SP)が行われ、初優勝を目指す羽生結弦(25)=ANA=が自身の世界最高を1・29点更新する111・82点で首位発進。2018年平昌冬季五輪で金メダルを獲得した伝説のプログラム「バラード第1番」を公式戦では同五輪以来721日ぶりに披露し、高得点をたたき出した。9日のフリーで男子史上初の主要国際大会完全制覇の「スーパースラム」を狙う。

 韓国で伝説がよみがえった。久々に投げ入れられたプーさんのぬいぐるみを大事に拾う。男子66年ぶりとなった五輪2連覇から2年-。選択は間違っていなかった。重圧からの解放と安堵。演技を終えた羽生の表情は、とても優しかった。

 「何の雑念もなく滑り切れた。やっと自分のスケートができた。これが自分だと思える演技ができて(競技を)続けていてよかったと思えた」

 平昌五輪以来721日ぶりに実戦で舞った「バラード第1番」。「もう少し“この子たち”の力を借りてもいいかな」とシーズン途中に異例の演目変更に踏み切り、選んだ楽曲が羽生を羽生らしくした。

 「これまでの『バラード第1番』の中で一番良かったんじゃないかと思っています」

 力をくれた通算4季目の楽曲はSPの世界最高得点を3度も更新した慣れ親しんだものだった。

 平昌五輪よりも少し緑がかった淡い青の衣装で臨んだ2020年初戦。公式練習で苦戦していた冒頭の4回転サルコーを出来栄え点で4・43点も加点を引き出し「本番になったら、音と跳べるフォームが、一緒に記憶されているんだろうなと思っていた」と振り返る。

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