羽生結弦、四大陸初制覇!男子初「スーパースラム」達成/フィギュア

 フィギュアスケート・四大陸選手権最終日(9日、ソウル)男子はショートプログラム(SP)首位の羽生結弦(25)=ANA=が、フリーも1位となる187・60点をマーク。合計299・42点で初優勝を飾り、男子初となる主要国際大会のタイトルを全て獲得する「スーパースラム」を達成した。ユース五輪王者の鍵山優真(16)=神奈川・星槎国際高横浜=は270・61点で3位、友野一希(21)=同大=は251・05点で7位だった。

 笛が鳴り響く和風な音楽と振り付けが五輪2連覇の偉業を想起させた。羽生はSPで「バラード第1番」を復活させ、自身の世界最高を塗り替える111・82点をたたき出した。2位に約16点の大差をつけて迎えたフリーでは、演技時間が30秒短くなった平昌五輪後の新ルールに対応する新たな「SEIMEI」を初披露。鋭い目つきで金メダルを獲得した“伝説のプログラム”を舞った。

 昨年末、アイスショー「メダリスト・オン・アイス」で演じ「ものすごく自分でいられる」と感じた「SEIMEI」。グランプリ(GP)ファイナル、全日本選手権でともに2位に終わり、必勝の舞いを復活させることを決断した。

 平昌五輪後はSPでジョニー・ウィアー氏(米国)が滑った「秋によせて」を、フリーではエフゲニー・プルシェンコ氏(ロシア)の演目をアレンジした「Origin」を2季連続で滑った。憧れの選手の曲を取り入れたが、今大会から回帰した通算3季目の「特別なプログラム」との相性の良さを披露。過去2位が最高成績の四大陸選手権でタイトルを手にし、3月の世界選手権(カナダ・モントリオール)で世界王者ネーサン・チェン(20)=米国=を迎撃する準備は整った。

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