阪神・原口、ノムさんに届けさよなら打 追悼試合で矢野虎一丸逆転

 春季キャンプ練習試合(16日、阪神7x-6楽天、沖縄・宜野座)天国のノムさんにささげる-。阪神は16日、練習試合・楽天戦(宜野座)に7-6でサヨナラ勝ち。原口文仁捕手(27)が、九回2死二塁でサヨナラ打を放った。この一戦は、11日に虚血性心不全で急逝した元監督、野村克也さん(享年84)の追悼試合。原口にとっては捕手の大先輩として著書を読み尽くした“師匠”。惜別の思いを表現した。

 霧雨を切り裂いた打球が左中間に落ちると、宜野座の虎党から大歓声があがった。サヨナラ打の原口が拍手喝采の中、ベンチに戻る。スコアボード上に半旗が掲げられた野村さんの追悼試合で、天国に勝利をささげた。

 「いい緊張感の中で、チームとして試合ができた。ああいう場面でなかなか(打席が)回ってくるわけではないので、いい準備ができているんじゃないかと思う」

 九回、6-6と同点に追いついて迎えた2死二塁。DHで途中出場していた原口の第2打席。フルカウントから高梨の128キロの変化球をとらえた。大腸がんの手術から復帰して5試合目の昨年6月9日の日本ハム戦(甲子園)でみせたサヨナラ打の興奮が、沖縄でよみがえった。

 「直接お会いする機会はなかったけど、高校時代から野村さんの本を読んで、勉強させてもらってきました」

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