江本孟紀氏語る「本当のノムさんは南海だよ。もっと『南海・野村』を球界に認識してもらいたい」

 2月11日に84歳で急逝した野村克也さんの遺作「超一流 プロ野球大論」の共著者、江本孟紀氏(72)のインタビュー。後編では、同じ南海(現ソフトバンク)OBとして、どうしても実現したい最後の恩返しについて語る。(聞き手・塚沢健太郎)

 --野村さんのために「最後にやりたいこと」とは

 「なんばパークス(大阪球場跡地)にある『南海ホークスメモリアルギャラリー』に、ノムさんの名前を入れたい」

 --沙知代夫人(故人)が南海の依頼を断ったため、野村さん関連の展示は一切ない

 「俺の写真なんか引きずり降ろしてくれていい。この前、(息子の)克則(楽天・野村作戦コーチ)にも言ったんだけど、遺族がOKといえば大丈夫だから。実はノムさんにも『あそこにちゃんと入れないとダメですよ』と言ったら、『そうやな』と別に嫌がっていなかった。俺の希望だけど、それが最後にあの人に対してできることだよ」

 --南海で多くの功績を遺している

 「南海時代に育てた一番の人材は、内野守備コーチだった古葉竹織さん(元広島監督)。実は昭和50年代の広島赤ヘルブームを作ったのは、野村克也なんだよ」

 --南海にいた江夏豊さんを広島が獲ってくれるよう、野村さんが古葉さんに頼んだと聞いた

 「古葉さんがノムさんの影響を受けて、セ・リーグのお荷物だった広島が第1期黄金時代を築いた」

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