阪神D2・井上よ大山に学べ!矢野監督のススメ「見るのも勉強」

 「ちょっと外からバットが出るような感じがあったから。手を動かしながらインサイドアウトを使うっていうのを勉強しないと」。大山も同様の課題を抱えていたが、今季はリーグトップの26本塁打(17日終了時)と乗り越えてきた。模範となることは、間違いない。

 高卒新人野手では球団初の甲子園初打席安打から一夜明け、井上は「(連絡が)100件くらい来てたと思います」と影響の大きさを実感した。「あのヒット1本だけでこれだけたくさんの人が喜んでくれている。もっといろいろな人に、球場やテレビ越しで応援してもらえる選手になっていきたいと改めて思いました」。

 思いを新たに、中止発表後は熊谷、小幡とグラウンドを一周した。

 「雨の中、たくさんのファンの方々が待ってくれていたので、あれくらいしかできなかったですけど、ファンの方々からも『頑張れ』と言っていただいた。応援してもらえることに感謝して、しっかり頑張っていかなければいけない」

 初々しいコメントに、強い決意がにじむ。矢野監督も「今の状態で1軍のスタメンでずっと出られる立ち位置にいるのかというと、そこの力はないと思う」と過度な期待は避けると同時に、大きな夢も口にした。

 「そりゃ将来、(大山と)2人でホームラン争いしてくれるようになってくれたら、球団にとってもファンにとってもそんな楽しみはないし。それだけの素材ではある」 必ず、現実とするために-。今後も最善の道を模索し、示していく。(大石豊佳)

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