カリフォルニア州の学校が「慰安婦は性奴隷」と子供たちに教える日が来るのか?教育カリキュラム改正大詰め

 【LA発 米国通信】

 米カリフォルニア州教育局は、来年から教育カリキュラムを改正し、公立高の歴史・社会科学に日本軍慰安婦問題などを盛り込むかの検討を重ねてきた。教育局が昨年12月に公示したカリキュラム改正案では、慰安婦は「性奴隷」とされている。日韓合意後も日本政府が重ねて「不適切」と説明する内容が米国の公教育の指針とされるのか。教育局での審議は大詰めを迎えつつある。

 「いわゆる性奴隷の慰安婦らは戦前や戦時中に領土を支配した日本軍に連行された」「慰安婦は制度化された性奴隷、あるいは20世紀最大の人身売買の例として教えることができる」

 改正案の10年生(日本の高1~高2に相当)の教育内容には、こうした内容が含まれている。慰安婦問題を公教育のカリキュラムに盛り込むこと自体、州レベルでは初とされる。

 改正案に慰安婦問題の記述を盛り込むよう働きかけてきたのは、主に同州の韓国系活動家や韓国系教育団体だった。

 同州サンフランシスコ市議会が中国、韓国系の活動家らの働きかけによって昨年9月、慰安婦像設置を支持する決議案を全会一致で採択すると、サンフランシスコ教育委員会はこれと連動する形で、適齢になった生徒らに「日本軍の慰安婦の歴史」を教えることを決めた。

 さらに、韓国系関係者らが同11月に開催された州教育局のカリキュラム改正に関する公聴会に参加し、慰安婦問題を含め、「日本軍の非人道的な行為について適切に教育するべきだ」などと主張したのだった。日本側は公聴会があったことさえ知らなかった。

 この流れをみれば、州公示の改正案が、日本政府の説明を一切反映していないものになっているのもうなずける。

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