北朝鮮ミサイル 「米韓次第でさらなる軍事挑発も」 関西学院大・平岩俊司教授

 マティス米国防長官が2月に訪韓した際、北朝鮮のミサイルに対抗する迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備を確認するなどトランプ政権の対北強硬姿勢が明らかになり、北朝鮮が望んでいる米国との対話が遠のいた状況にあった。

 そんな中、今月1日に米韓合同軍事演習が始まり、反発した北朝鮮は「超強硬対応措置で立ち向かう」と軍事的挑発の可能性を示唆していたので、今回のミサイル発射は予想の範囲内で驚かない。

 これまで北朝鮮は、これ以上放置したら危険だという状況をつくり、相手に交渉に応じさせる瀬戸際外交を続けてきた。北朝鮮に対し「レジームチェンジ(体制変更)も辞さない」と言っていたブッシュ(43代)政権も、北朝鮮が2006年に核実験を行った途端、交渉に応じている。

 こうした悪しき成功体験があるので、北朝鮮が今後、米韓の出方次第では大陸間弾道ミサイル(ICBM)を含めさらなる軍事挑発に出る可能性はある。(談)

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