トルコ外相の入国拒否 オランダ、対立激化

 オランダ政府は11日、空路オランダ入りしようとしたトルコのチャブシオール外相が乗った飛行機の着陸を許可せず、入国を認めなかった。外相はオランダ・ロッテルダムで予定されていたトルコ系住民によるトルコ・エルドアン政権支持集会に参加する予定だったが、集会も中止された。欧州メディアが伝えた。

 オランダ当局は11日、外相とは別にドイツ経由でオランダ入りしたトルコのカヤ家族・社会政策相がロッテルダムの同国総領事館に入ろうとするのを阻止、ドイツへ出国させた。2閣僚のオランダでの活動が阻まれ憤るトルコ系住民数百人は12日未明、総領事館前に集まり、治安当局に投石するなど激しく抗議。オランダ当局は放水などで解散させた。

 トルコのエルドアン大統領はオランダ側を「ファシスト」と厳しく非難。オランダのルッテ首相は「異常な発言。一線を越えている」と反発し、対立が激化している。オランダには約40万人のトルコ系住民がいる。(共同)

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