環球異見・韓国大統領罷免 京郷新聞(韓国)「朴槿恵氏は非常識で恥知らず」

 罷免決定後の朴槿恵前大統領の対応について、韓国内の左派系報道は右派系に比べはるかに辛辣(しんらつ)な言葉で批判を繰り返している。

 京郷新聞は社説で、「どんな状況になろうとも分裂した国民の心を一つにし、現在の混乱を克服することに最善を尽くす」とした弾劾審での朴氏の書面陳述内容を「虚言」と強調。決定への承服を示さない姿勢を「最小限の良識さえ持ち合わせず、非常識で恥知らずな身の処し方だ」「自分勝手な態度に鳥肌が立つ」と非難した。

 さらに、野党議員時代に「憲法裁の決定を尊重しないのは憲法に対する挑戦であり、体制に対する否定」と言及していたことにも着目。「そんな彼女が憲法を冒涜(ぼうとく)し市民の期待を裏切った」とし、法の裁きを受けるしかない「犯罪者」と断じた。

 ハンギョレ紙の社説は、朴氏が大統領府から私邸に帰った際、支持者らに笑顔を見せ側近議員らと握手を交わした姿に「反省も懺悔(ざんげ)もなかった」と指摘。「政治生命の延命、あるいは検察捜査・処罰の回避のため、支持勢力を“防波堤”にしようという思惑だ」と分析した上で、罷免決定は法的に覆される余地がないとして「迷妄を破らなければならない」と呼びかけた。

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