北朝鮮、数日中にミサイル発射か 米分析、発射装置移動や貴賓席設置の動き

 【ワシントン=加納宏幸】北朝鮮が数日以内にミサイルを発射する可能性があると米政府が分析していることが21日、分かった。AP通信が国防総省当局者の話として報じた。衛星や無人機による監視の結果、ミサイル発射装置の移動が活発化し、日本海に面した東部・元山(ウォンサン)の施設に貴賓席が建設されていたという。

 元山にはミサイル基地があり、昨年の中距離弾道ミサイル「ムスダン」発射実験に使われた。貴賓席は金正恩朝鮮労働党委員長ら指導部が発射を視察するために使うものとみられる。

 米ジョンズ・ホプキンズ大の北朝鮮分析サイト「38ノース」は、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)を同地から発射する可能性があると分析しているが、APによると、次回発射するとみられるミサイルの種類は不明という。

 北朝鮮は19日、ICBMに転用可能とみられる新型高出力ロケットエンジンの燃焼実験を公開。北朝鮮外務省は20日の報道官談話でこの技術を使った弾道ミサイルを近く発射する可能性を示唆している。

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