中国最新ステルス機「殲20」配備 海兵隊10万人増強説…膨張続ける軍事費「1兆元超」から浮かぶ具体像

昨年11月1日、中国広東省珠海で、展示飛行をするステルス戦闘機、殲20(J20)=ロイター

昨年11月1日、中国広東省珠海で、展示飛行をするステルス戦闘機、殲20(J20)=ロイター

【国際情勢分析】

 今年、中国の国防予算が初めて1兆元(約16兆2000億円)を超えた。米国に次ぐ世界第2位の規模を誇り、急速な膨張を続ける中国の軍事費は何に使われているのか。

 3月に開かれた全国人民代表大会(全人代=国会)の期間中、軍幹部の発言やメディアの報道を通じてその具体像が浮かび上がってきた。

 中国国営中央テレビ(CCTV)の軍事専門チャンネルは3月9日夜、謎のベールに包まれてきた次世代ステルス戦闘機「殲(せん、J)20」が実戦配備されたことを唐突に伝えた。 「空軍の運20(大型輸送機)と轟6K(爆撃機)、殲20などの最先端装備が人民空軍に配備された!」

 J20は第5世代戦闘機と呼ばれる米軍のF22を意識して開発された双発の国産戦闘機。2011年に試作機が初飛行し、昨年11月には広東省での航空ショーで初めて公開され、デモ飛行を行った。J20の配備が公式に確認されたのは今回が初めてだ。中国空軍の技術力進展を示す動きとして各国メディアも注目している。

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