トランプ氏、ウソと居直りの繰り返し 自らへの盗聴は「あった」と言い張る 米誌インタビュー

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は23日発売の米誌タイムとの電話インタビューに応じ、「オバマ前大統領に電話を盗聴された」とツイートしてコミー連邦捜査局(FBI)長官から完全否定された問題で、「盗聴とは監視活動の意味だった」と釈明した上で、「私は正しかった」とあくまで主張した。

 下院情報特別委員会のニューネス委員長(共和党)は22日、米情報機関が外国の監視対象の動向を探る中でトランプ氏や側近との通信を偶然傍受した可能性があると発表し、その詳細を同氏に直接報告した。

 トランプ氏は、これが自らの主張を裏付けるものだと同誌に強調。しかし、米情報機関が外国人を対象に行う正規の監視活動と、トランプ氏を標的とした監視が行われたという主張とでは本質が異なり、自らの誤りを認めない同氏の態度が改めて鮮明となった。

 また、トランプ氏は大統領選の期間中、共和党候補指名を争っていたクルーズ上院議員に関し、クルーズ氏の父親がケネディ元大統領の暗殺に関与していたとする根拠のない主張を展開。これについてトランプ氏は「新聞(タブロイド紙)に書いてあった。新聞を引用しただけなのに、なぜ私が謝罪しなければならないのか」と言い放った。

 トランプ氏はインタビューの最後で、一連の態度が自身の評価を傷つけないかと聞かれると、「大統領の私がしくじるわけがない」と述べたという。

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