米政府が貿易赤字の原因究明へ トランプ氏が大統領令に署名

 【ワシントン=小雲規生】トランプ米大統領は3月31日、商務省などに対して、米国が抱える巨額の貿易赤字に関する報告書を提出するよう命じる大統領令に署名した。トランプ氏は米国が中国や日本などに対して大きな貿易赤字を抱えていることを問題視しており、圧力を強める考えだ。

 商務省などは今後、主要な貿易相手国ごとに製品別の赤字の原因を分析し、90日以内に報告する。またトランプ氏は不当に安い価格で輸入される製品を対象にした反ダンピング(不当廉売)関税などについて米当局が完全に徴収できていないとして、制度見直しを指示する大統領令にも署名。ホワイトハウスは2015年5月時点で未徴収額は23億ドル(約2600億円)に達しているとしている。

 一方、米通商代表部(USTR)は31日、17年版の貿易障壁報告書を公表。日本について農産物や自動車市場などの開放を要求している。

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