北朝鮮が飛翔体発射 日本海に向け、弾道ミサイル1発を発射か 60キロ飛行、米中首脳会談を牽制?

 【ソウル=桜井紀雄】韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は5日午前6時40分ごろ、東部、咸鏡南道(ハムギョンナムド)・新浦(シンポ)付近から飛翔(ひしょう)体1発を発射した。約60キロ飛行した。韓国軍は、弾道ミサイルとみて分析を進めている。

 北朝鮮は、韓国周辺で実施中の米韓合同軍事演習に強く反発しており、演習に対する対抗措置とみられる。6日から米国で行われるトランプ大統領と中国の習近平国家主席の初の首脳会談を牽制(けんせい)する狙いもありそうだ。

 新浦は、潜水艦の建設拠点として知られ、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の試射が行われてきた。今回はSLBMではないもよう。

 北朝鮮は3月22日に東部、元山(ウォンサン)付近から「ムスダン」級とみられる中距離弾道ミサイルを発射したが、失敗。同月6日には、北西部の東倉里(トンチャンリ)付近からスカッドERとみられる弾道ミサイル4発を発射し、うち3発を日本の排他的経済水域(EEZ)内に着弾させていた。

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