北ミサイル トランプ米政権、米中首脳会談で対北朝鮮での協力要請へ

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は、6、7日の米中首脳会談を直前に控えたタイミングで北朝鮮が弾頭ミサイルを発射するという挑発行為に踏み切ったことを受け、会談では中国の習近平国家主席に対し、金正恩体制による核・ミサイル開発の阻止に向けた厳然たる対応を強く求めていく考えだ。

 「もはや時間切れだ。今や、全ての選択肢がテーブルの上にある」

 米ホワイトハウス高官は4日、北朝鮮に核放棄を求めた歴代政権による外交交渉がことごとく失敗に終わったと指摘した上で、対北朝鮮で強硬措置をとることも辞さないと表明した。

 ティラーソン国務長官も4日、北朝鮮によるミサイル発射を受けて声明を発表し、「米国は北朝鮮に関して十分に発言してきた。これ以上コメントすることはない」と突き放した。

 声明は、北朝鮮による個別の挑発行動に右往左往することなく、北朝鮮を締め付けていくとする米政権の立場を示したものだ。

 トランプ政権は北朝鮮問題を「大統領と政権全体にとっての喫緊の懸案」(ホワイトハウス高官)と位置づけ、米中首脳会談では北朝鮮の「後ろ盾」となっている中国に対し、対北朝鮮で具体策を示すよう、これまで以上に働きかけを強めていく方針だ。

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