トランプ氏批判にエール? 追及の米有力紙にピュリツァー賞

 米コロンビア大は10日、優れた報道などをたたえる今年のピュリツァー賞を発表した。国内報道部門では昨年の米大統領選を通じ、共和党候補だったトランプ氏の関連の慈善団体をめぐる不透明なカネの流れを追及した有力紙ワシントン・ポストのデービッド・ファーレンソールド記者が受賞した。

 解説報道部門は、弁護士事務所から流出した「パナマ文書」に基づきタックスヘイブン(租税回避地)の実態を暴いた国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)と地方紙マイアミ・ヘラルドなどが受賞した。日本ではICIJのパナマ文書報道に共同通信と朝日新聞が当初から、後にNHKが参加した。

 ポスト紙への授与は、トランプ大統領が自らに批判的なメディアをあからさまに敵視し続ける中、一貫してトランプ氏に厳しい姿勢を保つ主要紙の報道を高く評価し、力強いエールを送った形。(共同)

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