“女性蔑視”な韓国大統領選 候補者の「美人過ぎる娘」も被害…外交・安保議論の主題が「豚の発情剤」

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 左派政党「共に民主党」前代表、文在寅(ムン・ジェイン)候補(64)の圧勝で幕を閉じた韓国大統領選。選挙戦開始時は国民統合を訴える中道左派候補との一騎打ちの構図になると予想されたが、結局は対立陣営が存在感を示せず、文氏が終始独走する格好となった。緊張感に欠けた選挙戦でなぜかクローズアップされたのは、候補者の性犯罪関与疑惑や、選挙運動を手伝った「美人過ぎる娘」のセクハラ被害といった“女性蔑視”現象の数々だった。(外信部 時吉達也)

■与党候補がやり玉に

 「繰り返しになりますが、今日のテーマは外交、安保です! それを踏まえて議論を進めてください」

 北朝鮮の軍創建記念日を2日後に控え、核実験などによる挑発に備えて国際社会の緊張が高まっていた4月23日。大統領選の主要候補者5人が顔をそろえたテレビ討論会は、司会者の再三の要請にも関わらず1人の候補者に対する個人攻撃が繰り返されていた。「強姦未遂の共犯に、大統領選出馬の資格はない。立候補を辞退すべきだ」

 やり玉にあがったのは、与党から立候補した洪準杓(ホン・ジュンピョ)候補(62)。洪氏は2005年に出版した自叙伝で、学生時代に友人の恋を成就させようと、仲間と一緒に豚の発情剤を入手したと告白。友人は発情剤を女性に飲ませたが、「目的」を達せられなかったというエピソードを紹介していた。

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