英女王「悲劇が続く今こそ団結を」 91歳の公式誕生日に異例の声明 テロ、火災続出で

 【ロンドン=岡部伸】91歳の「公式誕生日」を迎えた英国のエリザベス女王は17日、テロや大規模火災が最近相次いだことを受け、「今こそ団結して負傷者や遺族を支えよう」との異例の声明を発表した。

 女王はフィリップ殿下とともに午前中、バッキンガム宮殿周辺を馬車でパレードするなど祝賀行事に参加したが、出発前、ロンドン西部の高層住宅火災の犠牲者らを悼み、1分間の黙祷(もくとう)をささげた。

 声明で女王は「今年は国全体が非常に陰鬱で重苦しい雰囲気だ。悲劇が続く今こそ皆で団結しよう」と国民に呼び掛けた。

 女王の本当の誕生日は4月21日だが、屋外で祝賀行事を行うため、慣例で比較的天気が安定している6月に設定されている。

 女王は1952年2月に即位し、在位期間も65年を超えて英国歴代最長。最近は負担軽減のため公務を縮小しており、公に姿を現す機会は減っている。

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