北ミサイル 国連安保理が緊急会合、米は武力行使を警告 近日中に決議案提示へ

 【ニューヨーク=上塚真由】北朝鮮による大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を受け、国連安全保障理事会は5日午後(日本時間6日午前)、緊急会合を開いた。米国のヘイリー国連大使は「外交的解決の可能性は急速に狭まっている」と強調し、軍事行動も選択肢から排除しないことを改めて警告。また近日中に、新たな制裁決議案を示す考えを示した。

 北朝鮮問題を扱う緊急会合としては異例となる公開で行われ、ヘイリー氏は、「米国は自らと同盟国を守るため、あらゆる能力を駆使する準備ができている」と強調。その一つとして「軍事力」を挙げ、「行使せざるを得なければ行使するが、そのようにならないことを望む」と述べた。

 さらに、「安保理決議に違反する北朝鮮との貿易を許し、奨励さえしている国がある」と非難した上で、「国際安全保障上の脅威を真剣に受け止めない国に対し、われわれの貿易姿勢は変わる」と発言。北朝鮮最大の貿易相手国である中国を強く牽(けん)制(せい)した。

 ヘイリー氏は、近日中に提示する新たな制裁決議案について、軍事や核兵器プログラムに用いられる石油供給の制限▽航空、海運の制限強化▽北朝鮮高官に責任を課すこと-を検討していると明らかにした。

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