米B1戦略爆撃機が北朝鮮に接近、威嚇…爆撃訓練、標的は「ミサイル発射台」

 【ソウル=名村隆寛】米韓両軍は8日、米軍のB1戦略爆撃機2機が参加し、弾道ミサイル発射台を標的とした爆撃訓練を行った。韓国空軍が発表した。北朝鮮が4日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を強行しており、訓練で北朝鮮を強く威嚇した。

 訓練では、グアムの米空軍基地から飛来したB1爆撃機が韓国上空に展開。北東部江原道の訓練場に設けられた核心施設(ミサイル発射台)を標的とし、“爆撃”した。韓国軍のF15戦闘機も参加し、B1爆撃機による爆撃訓練に続き、地下の重要施設への攻撃訓練を実施した。

 B1爆撃機はそのまま、北朝鮮との軍事境界線付近にまで飛行。北朝鮮を強く牽制した。B1は韓国軍との訓練後、九州周辺の空域で航空自衛隊とも共同訓練を行った。

 米戦略爆撃機の朝鮮半島上空での爆撃訓練が公表されるのは今回が初めて。B1爆撃機は、グアムから2時間以内に朝鮮半島に到達することが可能だ。

 弾道ミサイル発射を続ける金正恩政権を、訓練で米軍の爆撃能力を誇示し強く警告したわけだが、北朝鮮が反発するのは必至。ミサイル発射などの挑発で応じるかが注目される。

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