中国から北への圧力、トランプ氏「ネバーギブアップ」 北ミサイルや鉄鋼など協議

 【ハンブルク=小雲規生】トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は8日、G20首脳会議が開かれていたドイツ・ハンブルクで会談した。トランプ氏は習氏に対して、北朝鮮の核開発問題や鉄鋼の過剰生産などの通商問題についての対応を求めるとみられる。

 両首脳は会談の冒頭、報道陣を前に、笑顔で握手を交わした。習氏は「北朝鮮での極めて差し迫った問題に関するトランプ氏の行動に感謝する」と述べ、北朝鮮の核開発問題で米国と協調する姿勢を示した。一方、トランプ氏は北朝鮮問題について「米国や中国が望む以上に時間がかかるかもしれないが、最終的には成功する」と話した。

 トランプ氏と習氏の会談は4月の初会談に続いて2度目。両首脳は初会談で中国が北朝鮮に対して圧力をかけることの重要性で一致したが、その後も北朝鮮は大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射するなどの挑発行動を続けており、明確な効果が出ていない。

 トランプ氏は6日夜の日米韓首脳会談に先立ち、記者団からの「中国の指導者をもはや信頼していないのか」との質問に、「ネバーギブアップ(決して諦めない)」と答えた。首脳会談では中国に影響力行使を強く求めるとみられる。

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