北ミサイル 米、北朝鮮のARF参加停止を模索 関係国と協議進める

 【ワシントン=黒瀬悦成】米国務省のソーントン国務次官補代行は2日、電話記者会見で、東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)への北朝鮮の参加停止に向けて関係諸国と協議していることを明らかにした。国際社会の要請を無視して核・弾道ミサイル開発を続ける北朝鮮の金(キム)正(ジョン)恩(ウン)体制を外交的に孤立させる狙いがある。

 ARFは、ASEANを軸とする紛争予防に向けた多国間協議の枠組みで、日米中や北朝鮮、欧州連合(EU)など27カ国・機構が参加。7日にはフィリピンのマニラでARF閣僚会議が開かれ、北朝鮮からは李(リ)容(ヨン)浩(ホ)外相が出席する予定となっている。

 ソーントン氏は、今年の閣僚会議で北朝鮮を参加停止にすることは時間的制約で実現しなかったが、来年の閣僚会議に向けて、参加停止の規定や要件などについて関係国と詰めて行く考えを明らかにした。

 閣僚会議には米国からティラーソン国務長官が出席するが、李外相とは会談しないとしている。

 ソーントン氏はまた、「今年の閣僚会議では、北朝鮮の挑発的態度を各国が一斉に非難し、北朝鮮の挑発的なふるまいを非難し、李氏を外交的に孤立させることになるだろう」との見通しを明らかにした。

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