北ミサイル 米軍需企業の株価急上昇 北朝鮮緊迫化で業績期待

 北朝鮮の核・ミサイル開発を巡って米国と北朝鮮による威嚇の応酬が先鋭化する中、ミサイル防衛(MD)に関連する米軍需企業の株価が急上昇している。北朝鮮の脅威が増大したことで、米国のほか日本や韓国で迎撃ミサイルの需要が高まり、業績が伸びるとの期待が背景にある。

 「複数の国でミサイル防衛は最優先事項となっている」。米航空防衛機器大手のロッキード・マーチン幹部はロイター通信に、この1年半ほどでミサイル防衛への関心は高まったと指摘。同社はグアムや韓国にも配備されている米軍最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」などを手掛けている。

 北朝鮮が7月4日に初めて大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射してから、ロッキード社の株価は8%以上上昇し、最高値を更新。トランプ米大統領が今月8日、米国を脅せば「炎と怒りに直面するだろう」と警告するなど米朝の応酬が激化するのに伴い、株価の上げ幅も拡大した。

 ノースロップ・グラマンやレイセオンの株も買われ、最高値を更新した。(共同)

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ