ウクライナ、北朝鮮へのICBM技術の流出を否定

 【モスクワ=黒川信雄】ウクライナのトゥルチノフ国家安全保障防衛会議書記は22日、北朝鮮が7月に発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)のロケットエンジンがウクライナ領内の工場から流出したとの疑惑を否定する調査結果をまとめ、ポロシェンコ大統領に報告した。インタファクス通信などが伝えた。

 報告は、ウクライナの輸出管理システムが「国連安全保障理事会の制裁下にある国家への軍事物資輸出を許容することはあり得ない」と主張。ロシアが「ウクライナの信頼を失墜させるための情報戦」を展開しているとし、疑惑をめぐる米メディアの報道が、ロシアの情報操作によるものだとの見方を強く示唆した。

 米紙ニューヨーク・タイムズは14日、シンクタンクや情報機関の分析を基に、北朝鮮のICBMのエンジンがウクライナ中部の工場で製造されたとの見方を報道。これを受けウクライナのポロシェンコ大統領は16日、関係機関に調査を命じていた。

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