金正恩氏がミサイルエンジン増産指示 弾頭製造も 米国への威嚇は控える

 朝鮮中央通信は23日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が国防科学院化学材料研究所を視察し、研究所を拡張して、発射準備時間を短縮できる弾道ミサイルの固体燃料エンジンや弾頭を次々と製造するよう指示したと伝えた。日時は不明。同研究所は大陸間弾道ミサイル(ICBM)の弾頭やエンジンの噴出口を高温から守る炭素複合材料などを開発している。金氏は拡張工事などで生じる問題は全て自分が解決すると述べ、ミサイル開発に注力する姿勢を示した。

 金氏の動静報道は、グアム沖へのミサイル発射計画の留保を示唆したことが15日に伝えられて以来。今回の報道では米国への威嚇や発射計画に関する発言は伝えられていない。

 金氏は、研究所が開発した材料について「先進国でつくったものより優れている」と評価。「研究所は党が重視する国防科学研究施設の一つだ」とし、近代的に一新するよう指示した。(共同)

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