北ミサイル 中国、BRICS首脳会議を狙った北の報復警戒

 【北京=藤本欣也】中国外務省の華春瑩報道官は29日の記者会見で、北朝鮮の弾道ミサイル発射に関し、「国連安全保障理事会決議に背いて弾道ミサイルの発射活動を行うことに反対する」と非難したが、同時に日米韓など関係国にも自制を求めた。

 習近平政権は、9月4、5両日に福建省アモイで主催する新興5カ国(BRICS)首脳会議に合わせ、北朝鮮がさらなるミサイル発射や核実験に踏み切ることへの警戒を強めている。

 中国国営新華社通信(英語版)が29日、日本メディアを引用する形で北朝鮮のミサイル発射を速報したのは午前5時12分(日本時間同6時12分)。発射の14分後、ミサイルの一部が太平洋に落下したとみられる時間帯で異例の早さだった。

 中国当局がBRICS首脳会議の開幕を控えたこの時期、北朝鮮の動向に神経をとがらせているのにはわけがある。

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