米国防総省、発射は中距離弾道ミサイルと分析

 【ワシントン=黒瀬悦成】米ABCテレビは29日(米東部時間)、国防総省当局者の話として、北朝鮮が29日に発射した弾道ミサイルは、中距離弾道ミサイル「火星12(米軍呼称KN17)」(最大射程約5000キロ)と確認されたと伝えた。国防総省も同日、「中距離弾道ミサイルだった」との分析結果を発表した。

 国防総省当局者がABCに語ったところでは、ミサイルは首都の平壌近郊から移動式車両によって発射された。ミサイルは落下の直前に分解した。国防総省はミサイルが分解した理由について詳細な分析を進めている。

 同当局者はまた、今回の実験について、核ミサイルの実用技術の確立に必要な弾頭の大気圏再突入に関する実験ではなかった、との見方を明らかにした。北朝鮮で新たなミサイル発射の兆候は確認されていないとしている。

 国防総省は、北朝鮮が7月4日と28日に発射した2段式の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14(KN20)」について、火星12を改造した1段目のミサイルの上に小型のミサイルを乗せた、火星12の派生型であると分析している。

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