韓国軍、弾道ミサイルの発射訓練、北核実験場までの距離で

 【ソウル=名村隆寛】韓国の陸空軍は4日早朝から弾道ミサイル発射などの合同訓練を行った。韓国軍合同参謀本部が明らかにした。標的までの距離は、6回目の核実験が3日行われた北朝鮮北東部の豊渓里までの距離を考え設定されており、北の核実験に対抗した形だ。

 訓練には、弾道ミサイル「玄武」のほか、F15戦闘機が参加。長距離空対地ミサイルも日本海海上に想定された標的に発射した。

 韓国軍では、「目標に正確に命中させ、精密な攻撃能力を誇示した」と説明した。

 韓国の文(ムン)在(ジェ)寅(イン)大統領は核実験を行った北朝鮮に対し、「国際社会とともに最大級の反撃措置を取る」と言明。怒りをあらわにしているといわれ、対話にこだわった対北政策は見直しを迫られている。

 今回の対抗訓練が北朝鮮に及ぼす抑制効果は高くはないとみられる。ただ、韓米連合軍は北朝鮮に対する軍事的圧力を強める措置をとる計画といわれ、北朝鮮側の対応が注目される。

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