北ミサイル“県庁に逃げてもいいけど標的になりますよ”と秋田県知事

 北朝鮮が先月29日に弾道ミサイルを発射した際、秋田市の住民が秋田県庁に避難しようとしたところ、駐車場ゲートが閉まっていたため入れなかったことが分かった。佐竹敬久知事は今月4日の定例記者会見で、避難は受け入れるが有事の際は県庁は最も標的となるとの認識を示した。

 県によると、県庁近くに住む夫婦とみられる男女が29日午前6時すぎの全国瞬時警報システム(Jアラート)を受けて車で県庁に向かった。県庁の建物は頑丈で、地下があるためとみられる。

 駐車場ゲートが閉まっていたため入れず、2人は正面入口前に車を止めて庁舎内に入ろうとした。守衛が「入って構いませんが、ミサイルは既に日本上空を通過しました」と告げると、2人は自宅に引き返したという。県は「Jアラートが作動した場合は今後とも庁舎に入ることを拒まない」としている。

 定例会見で質問を受けた佐竹知事は「ああいうときは(庁舎を)開けたいと思う。ただ、(着弾まで)数分だから、殺到して交通事故を起こされても困る」と述べた。

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