米中間層の所得、中央値650万円で過去最高 貧困率も減少

 米国勢調査局は12日、中間層の一般的な所得水準を示す世帯当たりの年間所得の中央値が、2016年に前年より3.2%増の5万9039ドル(現在の為替レートで約650万円)だったとする推計値を発表した。米メディアによると、これまで最高だった1999年の水準を上回る過去最高額。

 4人家族の場合で所得が約2万4千ドルを下回る貧困世帯は12.7%と0.8ポイント減少した。ワシントン・ポスト紙電子版は、トランプ大統領は昨年の大統領選で、人々の経済に関する不満を刺激して勝利したが、実際には米国人の経済力は強くなっていたことになると皮肉まじりに伝えた。

 ただ、貧富の格差は記録的で、上位5分の1の層が全体の所得の半分以上を稼いだという。人種別の格差も鮮明で、黒人世帯の所得中央値が3万9490ドルだったのに対し、アジア系は8万1431ドルと2倍以上、白人が6万5041ドル、中南米系が4万7675ドルだった。(共同)

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