トランプか金正恩か、それとも……。本当に「クレイジー」なのは誰だ

 《相変わらず、トランプ大統領のツイートが話題になっている。北朝鮮に対して過激な発言が続いているが、その裏には何があるのか。ビジネスマンとして成功したトランプ流交渉術のひとつなのかもしれない。[山田敏弘,ITmedia]》

 2017年10月7日に米国のドナルド・トランプ大統領がつぶやいたツイートが米国で大きく報じられている。

 どんな発言だったのか。トランプは北朝鮮情勢について、「これまでの大統領や政権は25年間にわたって北朝鮮と対話し、合意が結ばれ、巨額のカネが支払われてきた。だがうまくいかなかった。インクが乾く前に合意はほごにされ、米国の交渉者はバカにされてきた」と、過去の合意が破られてきたと指摘。これは基本的に安倍晋三首相が最近、北朝鮮について述べているのとほぼ同じ意見である。

 トランプはその上で、「申し訳ないけど、有効な手立てはひとつしかないだろう」とツイート。これが「憶測」を呼んだ。「軍事攻撃」が残された唯一の方法であるかのように匂わせるコメントだと指摘する声も上がった。

 本来なら日本でも大騒ぎで報じられてもよさそうなものだが、これまでのトランプ発言に比べて、報道もおとなしい。日本では衆院選が盛り上がっていることがその最大の理由だろうが、それ以外にも、彼の発言に「またか」という空気ができつつあるからだろう。

 ただ結局のところ「唯一の手立て」は、「圧力強化」というオチだろう。メディアこそトランプにいいように「バカにされて」いると言えそうだ。

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