米エルサレム首都認定 「大統領選の公約実現が狙い」バノン氏、訪米中の河井氏に

 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米政権で首席戦略官兼大統領上級顧問を務めたスティーブン・バノン氏は6日、訪米中の河井克行自民党総裁外交特別補佐とワシントンで会談し、トランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定し、テルアビブの米大使館移転の手続き開始を指示したことについて、大統領選での公約実現が狙いとの見方を示した。河井氏が記者団に明らかにした。

 バノン氏は首都認定に関し、「大統領が選挙公約を誠実に履行するもので、同盟国のイスラエルの国益にもかなう」と述べた。

 また、バノン氏は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長を「合理的で計算高い人物だ。レッドラインを踏み越えるようなことはしない」との分析を示すとともに、予想される犠牲の大きさから現段階での米国の軍事行動に慎重な見解を示した。

 日米関係について、バノン氏は「日本ほどかけがえのない重要な同盟国はない。安倍晋三首相を尊敬し、個人的な大ファンだ」と述べた。バノン氏は現在もトランプ氏と2日に1回程度、電話で話をしていると明かしたという。

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