平昌五輪 開催は大丈夫か!? 北朝鮮のミサイルに何とも悠長な韓国の大統領府や組織委員会

 今年15回目となる11月29日の北朝鮮による弾道ミサイル発射は朝鮮半島情勢の緊迫度を高め、韓国政府は来年2月に迫る平昌五輪へ焦燥感を募らせている。盛り上がりを欠く韓国内の五輪ムード醸成に傾注する傍らで、五輪会場が軍事境界線から80キロしか離れておらず、マクマスター米大統領補佐官(国家安全保障担当)が12月2日に行った講演で「北朝鮮との戦争が起こる可能性は日々高まっている」と発言するなど、安全面で不安があおられているからだ。

 五輪のチケット販売は11月末にやっと52%に達したが、低調なムードはぬぐえず、国内外の観光客を“おもてなし”するはずの宿泊施設は通常の5~8倍と宿泊料金の「ぼったくり」が問題視されるなど、五輪成功の懸念は鳴りやまない。

 そんな苦境に拍車を掛けたのが、11月29日の北朝鮮による大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射だ。大会期間中の選手の安全確保に関して、フランスをはじめオーストリア、ドイツが懸念を示しており、英国が緊急時の避難計画を立案しているという。

 そんな中、マクマスター米大統領補佐官は、12月2日にカリフォルニアで開かれた国防フォーラムで戦争の可能性に言及。さらに、中国の北朝鮮に対する経済制裁を取り上げ「武力衝突なしでこの問題を解決する方法はあるが、(武力衝突に)どんどん近づいている。あまり時間は残されていない」と危機感を示した。

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