トランプ米大統領が暴露本「炎と怒り」の出版差し止め求める

 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領がバノン元首席戦略官兼大統領上級顧問によるホワイトハウスの内幕の「暴露」を強く批判している問題で、トランプ氏の個人弁護士は4日、バノン氏の情報を元に暴露本「炎と怒り」を執筆した米コラムニストのマイケル・ウォルフ氏や出版元のヘンリー・ホルト社に対して書簡を送り、出版の差し止めを求めた。同社側は拒否した。AP通信など米メディアが伝えた。

 サンダース大統領報道官は4日の記者会見で、暴露本が「間違いや偽の情報であふれている」とし、トランプ氏が出版は差し止められるべきだと考えていることを明らかにした。トランプ氏の弁護士はバノン氏にも機密保持契約の順守を求める書簡を送った。

 ただ、バノン氏がトランプ氏の長男や娘婿によるロシア人弁護士との接触を「反逆的」と批判したことにホワイトハウスが強く反応したことで暴露本に注目が集まり、同社は出版をやめるどころか9日に予定していた発売を5日に繰り上げることにした。

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