トランプ氏、米司法長官の捜査関与を要求 “弾よけ”狙ったか

 【ワシントン=加納宏幸】ロシアの米大統領選干渉疑惑で、トランプ大統領が昨年、セッションズ司法長官に対して疑惑捜査への関与を辞退しないよう求めていたと複数の米メディアが報じた。捜査の影響が自らに及ぶのを防ぐ狙いからとみられ、司法妨害を含めた疑惑捜査に当たっているモラー特別検察官も関心を持っているもようだ。

 セッションズ氏は2016年の大統領選期間中にロシアのキスリャク駐米大使(当時)と接触していたことが判明し、野党・民主党の要求を受けて昨年3月に捜査への関与を辞退すると表明した。

 米紙ニューヨーク・タイムズは5日、複数の関係者の話として、トランプ氏がホワイトハウスのマクガーン法律顧問を通じてセッションズ氏に辞退しないよう求めていたと報じた。トランプ氏はセッションズ氏が辞退すると知って激怒し、「私を守る司法長官が必要だ」と述べたという。

 また、CNNテレビは5日、他の政府高官2人もセッションズ氏に辞退しないよう求めたと伝えた。

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