下院外交委員長が引退へ 慰安婦決議・共同提案者 米

 【ワシントン=加納宏幸】米共和党のエド・ロイス下院外交委員長(66)=カリフォルニア州=は8日、今年11月の中間選挙に出馬せず、引退すると発表した。ロイス氏は北朝鮮に対する強硬論者で知られる一方、2007年には日本に慰安婦問題の公式謝罪を求めた下院の非難決議を、同州選出で民主党のマイク・ホンダ前下院議員とともに共同提案した。

 声明で、ロイス氏は「妻マリーの支えにより、11月に再選を目指さないことに決めた」と表明した。これに関連し、トランプ大統領はロイス氏の妻、マリー氏を教育・文化問題担当の国務次官補に指名し、8日、上院に人事の承認を求めた。

 ロイス氏は1992年に初当選した下院の共和党重鎮で、慰安婦問題に関しては韓国系寄りの姿勢が鮮明だ。カリフォルニア州グレンデール市の慰安婦像を訪れるなど、像設置にも理解を示してきた。昨年8月に韓国系団体が慰安婦決議10周年を記念して開いた集会では「独島(島根県・竹島の韓国名)は韓国のものだ」と主張した。

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