平昌五輪 IOC、北の参加認める 合同行進は「コリア」で

 【ローザンヌ=三井美奈】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は20日、2月の平昌五輪に北朝鮮選手22人の参加を認めると発表した。IOCが同日開いた韓国、北朝鮮の各オリンピック委員会、大会組織委員会との4者会談で決まった。開会式の南北合同行進も正式承認された。

 発表によると、北朝鮮選手22人はスキー、アイスホッケー、スケートの3競技で参加する。南北間で五輪初の合同チーム結成を決めたアイスホッケー女子のほか、フィギュアスケートのペアなど10種目。

 アイスホッケー女子では、北朝鮮の選手12人が韓国チームに参加。監督は韓国側が務め、各試合22人の出場枠に北の選手を少なくとも3人入れることになった。チームは白地に青で朝鮮半島を描いた「統一旗」を使用、国歌の代わりに民謡アリランを使う。

 開会式で合同行進する南北選手団は「コリア」の名称で登場し、統一旗をあしらったユニホームを着用する。北朝鮮からは選手のほか、政府関係者24人、メディアの代表21人の大会派遣も認められた。

 4者会談には、北朝鮮側から金日国・北朝鮮オリンピック委員会委員長(体育相)、張雄IOC委員らが出席。韓国側からは、都鍾煥・文化体育観光相らが参加した。バッハ会長は会談後、「合同入場行進は、南北だけでなく世界中が心を揺さぶる瞬間になるだろう。平昌五輪が朝鮮半島の輝かしい将来に扉を開くことを期待する」と述べた。

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