ヒョン・ソンウォル団長、微笑たたえ無言貫く 「サランヘヨ(愛しています)」の歓声も 平昌五輪

 韓国と北朝鮮が平昌冬季五輪を契機に合意した「協調」を実行に移す作業が21日、始まった。「三池淵管弦楽団」の公演準備で韓国北東部の江陵を訪れたヒョン・ソンウォル団長は微笑をたたえながらも無言を貫いた。北朝鮮の韓国訪問団でほとんど前例がない女性トップに見物の市民は拍手を送り、おおむね歓迎する様子だ。

 韓国政府は高速鉄道KTXでのソウルから江陵への移動など、最大限の便宜を図った。暗い紺色のコートに毛皮とみられるマフラーをまとったヒョン氏がKTX江陵駅に着くと、数百人の市民から「歓迎します」と声が飛んだ。

 視察先の劇場前では、記者や警備要員らの間でもみくちゃになったヒョン氏に「サランヘヨ(愛しています)」との声と笑いも。

 韓国当局が憂慮した保守派の反対行動はなく、集まった人の多くは物見遊山の近所の住民。(共同)

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ