平昌五輪 韓国先発隊が北朝鮮入り、金剛山やスキー場を事前視察

 【平昌=桜井紀雄】2月開幕の平昌五輪に合わせ、韓国が北朝鮮と合意した北朝鮮での文化行事などを準備する韓国政府の先発隊12人が23日、北朝鮮に入った。行事を開催する南東部の金剛山や南北の選手が合同練習を行う東部の馬息嶺スキー場、元山の葛麻飛行場を25日まで視察する。

 韓国統一省の李柱泰交流協力局長を団長とする先発隊は、南北軍事境界線を越え、金剛山に通じる日本海側の陸路から北朝鮮入りした。この道が使われるのは、2015年10月に金剛山で南北離散家族の再会行事が行われて以来。

 金剛山は、08年に中断するまで観光事業が北朝鮮の外貨源になってきた場所。馬息嶺スキー場も金正恩朝鮮労働党委員長の肝煎りで整備されただけに、五輪に絡むイベント開催には強い批判がある。

 一方、大会組織委員会が23日、平昌で記者会見を開き、韓国伝統の白磁の丸いかめをデザインした聖火台を紹介した。開会式について、北朝鮮参加に絡み、テコンドー演武団の公演の話が浮上しているが、組織委は、直前に演目の調整は難しいとして「合同入場行進を除いて大きな変化はない」と説明。北朝鮮の参加で「平和のメッセージがさらに強く伝わることを信じている」と付け加えた。

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