平昌五輪「最強の布陣」 過去最多のメダル獲得へ 東京五輪へ弾みも

 日本選手団の斎藤泰雄団長は「最強の布陣」と胸を張った。多種目で金を含むメダル候補がそろう。10個で冬季五輪過去最多の1998年長野大会を上回ることも見据える。

 スピードスケート女子は小平奈緒が昨季から国内外で無敗の500メートル、昨年12月に世界記録を樹立した1000メートルで金メダルの最右翼。高木美帆(日体大助手)は1000、1500、3000メートルで表彰台を狙う。団体追い抜きは今季世界記録を連発し金が確実とされる。

 フィギュアスケート男子は羽生結弦(ANA)と宇野昌磨(トヨタ自動車)が表彰台を狙う。ノルディックスキーのジャンプ女子で前回4位の高梨沙羅(クラレ)、複合の個人ノーマルヒルで前回2位の渡部暁斗(北野建設)もメダルを狙う。

 フリースタイルスキーの男子モーグルで昨季世界選手権2冠の堀島行真(中京大)が復調。スノーボードの男子ハーフパイプ(HP)で前回2位の平野歩夢(木下グループ)も好調を保つ。

 スポーツは岐路に立っている。ロシアは組織的なドーピング問題により、国として国際オリンピック委員会(IOC)から平昌五輪への選手団派遣を禁じられた。国内でも昨年、カヌーの有力選手がライバル選手の飲料に禁止薬物を混入し、故意にドーピング違反を引き起こした。

 再びスポーツの価値を示すことができるのか。真剣勝負が繰り広げられる五輪は絶好のチャンスだ。2年後の東京五輪にもつながる。水落敏栄・文部科学副大臣は「スポーツの価値を守り、高めて東京五輪成功の機運を盛り上げてほしい」と期待した。選手がフェアに戦えば価値は高まるはずだ。(奥山次郎)

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