ロシア疑惑 「司法妨害」の有無焦点 トランプ氏聴取

 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領は24日、ロシアの米大統領選干渉疑惑を捜査するモラー特別検察官の聴取に応じる意向を表明した。セッションズ司法長官から聴取したモラー氏のチームは、他にも複数の閣僚から聴取したと伝えられている。大統領弾劾手続きの要件になり得る「司法妨害」があったかが焦点で、大詰めを迎えたとみられている捜査の行方によっては、政権への打撃となりそうだ。

 トランプ氏はホワイトハウスでの記者団からの質問に「(モラー氏と話すことを)楽しみにしている。できるだけ早くやりたい」と答えるとともに、宣誓して供述する意向であると述べた。大統領選への干渉をめぐるロシア政府と陣営幹部の「共謀」や、連邦捜査局(FBI)の捜査を中止させるための「司法妨害」を重ねて否定した。

 また、トランプ氏は聴取が2、3週間以内に行われるとモラー氏側から伝えられていることも示唆したが、時期は弁護士が協議して決めると説明した。

 一方で、モラー氏のチームにいたFBIのベテラン捜査官らがトランプ氏を「ばか」などと呼ぶメールをやり取りした問題があると指摘した。トランプ氏は同問題を理由に、ロシア疑惑捜査の中立性に疑問を投げかけている。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ