トランプ米大統領、イスラエル首相と会見 「パレスチナは失礼」 援助停止をまた警告

 【パリ=三井美奈】トランプ大統領は25日、世界経済フォーラム年次総会が開かれているスイス・ダボスで、イスラエルのネタニヤフ首相と会談した。パレスチナ自治政府のアッバス議長が中東を訪問したペンス米副大統領との会談を拒否したのは「失礼」だと不満を示し、自治政府への支援金停止を改めて警告した。

 トランプ氏は、「われわれは何億ドルもの巨額支援をしている。彼ら(パレスチナ側)が和平交渉の席に着かないなら、カネは届かない」と述べた。ネタニヤフ氏との会談は、トランプ政権が昨年12月、「エルサレムはイスラエルの首都」と認定して以降、初めて。

 アッバス氏は、「首都認定」を受けて、米政府による和平プロセス仲介を拒否する方針を表明。ペンス氏が今月21日からイスラエルを訪問した際、会談を拒否した。トランプ政権は年内にも、独自の和平案を提示する構えを示している。

 また、トランプ氏は25日、ネタニヤフ氏との会談に先立ち、メイ英首相と会談した。記者団を前に「われわれはすばらしい関係にある。信じない人がいるかもしれないが、本当だ」と発言。英米の「特別な関係」は健在だと訴えた。

 トランプ氏は今月、2月に予定していた訪英計画の中止を発表。両国関係の緊張が取り沙汰されていた。

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