トランプ政権 ティラーソン国務長官が中南米歴訪 中露の影響力警戒

 【ワシントン=加納宏幸】米国務省は26日、ティラーソン国務長官が2月1~7日、中南米諸国を歴訪すると発表した。歴訪に先立ち、ティラーソン氏は1日、米南部テキサス州でトランプ政権の中南米政策について発表する。

 ティラーソン氏はメキシコ、アルゼンチン、ペルー、コロンビア、ジャマイカを訪れる。1日からのメキシコ訪問ではペニャニエト大統領と会談する。歴訪は「ベネズエラの危機に対する地域の注目を高める」(ナウアート国務省報道官)ことや、米国への違法薬物の流入対策を協議するのが狙いだ。

 中南米をめぐっては、中国の王毅外相が21~25日にチリ、ウルグアイを訪問するなど中露が影響力拡大に動いている。

 米政府は昨年12月に発表した国家安全保障戦略で、中露が独裁傾向を強めるベネズエラのマドゥロ政権支援や各国との軍事協力を拡大していると指摘した。また、中国が国家主導の投資などを通じて中南米を「自らの領域」に引き入れようとしていると指摘した。

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