“お姫様”優遇…平昌は政治アピール五輪? KTX車窓には知られたくない“恥部”丸見え

【軍事ワールド】

北朝鮮の三池淵管弦楽団の玄松月団長(ロイター)

北朝鮮の三池淵管弦楽団の玄松月団長(ロイター)

 2月9日に韓国で開幕する平昌冬季五輪を前に、朝鮮半島の政治情勢は混沌としてきた。北朝鮮は韓国で開催される五輪関連イベントの下調べに元アイドル歌手の玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏を派遣。韓国は玄氏を“お姫様”扱いし、北の要請を受けて取材を統制、検閲まがいの行為で現地マスコミの反感を買うなど政府の弱腰や従北とも見える姿勢が批判されている。五輪前日には北朝鮮が弾道ミサイルを並べ軍事パレードを行う可能性も急浮上しており、選手も試合もそっちのけの「政治アピール五輪」となりそうだ。(岡田敏彦)

 平壌オリンピック

 現地紙の中央日報(電子版)は今月22日、韓国国会議員会館での会合で韓国与党「共に民主党」の金太年(キム・テニョン)政策委議長が「地球村祭りである冬季オリンピック(五輪)が来月、平壌(ピョンヤン)で開かれる」と述べたと報道した。

 平壌は北朝鮮の首都で、五輪が行われるのは平昌(ピョンチャン)。一字違いで大違いだ。隣の議員に「平昌(ピョンチャン」と指摘され言い間違いを訂正したが、こんな言い間違いが大きく取り上げられるのは理由がある。

次ページ「平昌五輪ではなく平壌五輪だ」との批判が渦巻いている

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