テロ負傷者救助の美談一転、盗んでいた…男に実刑判決 裁判官「英雄ではなく、ただの泥棒」

 【ロンドン=岡部伸】英中部マンチェスターで昨年5月、22人が死亡した自爆テロで、マンチェスターの裁判所は30日、救助に当たった負傷者から所持品を盗んだとして窃盗罪などに問われたホームレスの男に禁錮4年3月の実刑判決を言い渡した。

 男はテロ発生時、現場となったコンサート会場近くで物ごいをしていた。自身も爆風で吹き飛ばされながら負傷者の救助を手伝い、「英雄」と報道された。

 しかし英メディアによると、この際に負傷者の財布を盗み、デビットカードを飲食店で使用、別の負傷者から携帯電話も盗んだ。テロ現場で負傷者らを撮影した写真をメディアに売却してもいたという。裁判官は「被告は英雄ではなく、ただの泥棒だった」と述べた。

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